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2018.08.24

福岡工業高生 インターンシップ

平成30年7月24日から7月26日までの3日間、弊社福岡支店において、福岡県立福岡工業高等学校の生徒をインターンシップで受け入れました。

インターンシップに参加したのは、建築科2年の男子生徒2名です。


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今回のインターンシップは、福岡支店が施工を担当する「Yレディースクリニック新築工事」の現場を中心に実施しました。

初日の午前中は、まず工事の現場担当者が工事概要の説明をし、続いて建築工事の仕組みなどについて説明しました。


 工事名称:Yレディースクリニック新築工事

 工事概要:鉄筋コンクリート造3階建 / 建築面積 604.27m2 / 述床面積 1,241.59m2


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その後、施工中の建物内を見学。(この時点で建物の外観はほぼ完成しており、後は内装工事のみ)

生徒たちは、今回のインターンシップを通じて「現場の雰囲気や現場監督の仕事内容が知りたい」との思いを持っており、現場の様子を熱心に見学していました。


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昼食休憩を挟み、午後からは、生徒たちに現場での実際の作業を体験してもらいました。


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▲ブロック工事体験(化粧ブロック積)▲


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▲左官工事体験(モルタル塗り)▲


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▲内装工事体験(クロスパテ塗り)▲


内装工事体験においては、クロス(壁紙)を張る前のボード間の目地に、コテとヘラを使ってパテを塗り込める作業を行いました。

こうすることでボード間の段差がなくなり、クロス張りが美しく仕上がります。

コツは、目地の上にパテを多めにかぶせ、ボードの高さに合わせて余分なパテを一気にすくい取ることです。

最初は慣れない道具の扱いに悪戦苦闘していた生徒たちですが、職人のアドバイスに耳を傾け、その手つきに倣い、次第にコツを掴んだようで短時間のうちに上達していました。

聞くところによると、この作業が一番楽しかったそうです。


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2日目は、本社工事部が担当している建設中の工事現場を見学してもらいました。

福岡から移動し、長崎県諫早市と佐賀県嬉野市の現場を訪れました。


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▲長崎県諫早市の現場 その1▲


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▲長崎県諫早市の現場 その2▲


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▲佐賀県嬉野市の現場▲


生徒いわく、いくつかの現場を見て回り、それぞれ進み具合が違うことや建物の構造が異なることに気付き、どれひとつとして同じ現場はないということに改めて気付いたそうです。

また、現場は自分が想像していたよりも明るく、皆が頑張って仕事をしていることが分かったとのことでした。

やはり将来は建築の仕事がしたいという気持ちが強くなったと語ってくれました。


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最終日は支店長も交えて、今回のインターンシップの反省会および意見交換を行いました。


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生徒たちに、今回のインターンシップを終えて心境に変化はあったか尋ねたところ、
「以前はただ漠然と建築関係の仕事に就きたいと思っていたが、今は現場監督になりたいという思いが強くなった」
「将来は型枠大工の父の仕事を継ぎたいと思っているが、そのためにはもっと経験を増やさなければと思うようになった」
などと語ってくれました。

また「今後は資格をたくさん取りたい」との頼もしい言葉も聞くことが出来ました。


▼インターンシップを終えて ~現場担当N氏の言葉~▼

まずは、事故を起こさないということを一番念頭に置き、今回のインターンシップを引き受けた。

高校生に伝えたいことは、どの仕事も楽な仕事はないということ。

どんな仕事でも1年目は皆ゼロからのスタートであり、やってみないと何も分からない。

その中で、建築の仕事は形として残る、大きなやりがいのある仕事だと思う。

建築に興味を持ち、好きになって、楽しんで欲しい。

そしていつか一緒に仕事が出来れば嬉しい。


▼インターンシップを終えて ~現場担当S氏の言葉~▼

今回のインターンシップでは、建設業について、高校生にいかに分かりやすく理解してもらうかが重要だと思っていた。

また、総合建設業である当社で、現場監督がどういった仕事をしているのか知って欲しいという気持ちがあった。

これからも情報をたくさん仕入れて、将来何になりたいか考える際の選択肢を拡げて欲しい。


▼インターンシップを終えて ~支店長の言葉~▼

建築の仕事は一人ひとりの作業があってこそ実を結ぶ職業。

先輩の仕事ぶりを見て、皆イキイキと仕事を楽しんでいることが分かったと思う。

当社は来年100周年を迎えるが、次の150周年は君たちのような若い人に作ってもらわねばならない。

若い力に期待している。


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今回のインターンシップが、生徒たちの夢を叶える一助となれば幸いです。

これからも弊社社員一同、二人の夢を応援しています。